碧南市の相生交差点近くに8月5日午前8時、書店を併設したコンビニエンスストア「ローソン碧南相生町三丁目店」がオープンした。大手書籍取次会社の日本出版販売(本社東京)がローソン(本社東京)と連携、書店とコンビニの各商品を扱う“LAWSONマチの本屋さん”として営業を開始したもの。店舗面積は約80坪で、このうち書籍部分は約12坪。
LAWSONマチの本屋さんは、2021年6月に埼玉県狭山市に1号店を開店しており、今回の新店舗は2店目となる。もちろん、中部地区では初めての出店となる。ニュースリリースでは、「街に書店のある風景と、誰もが自由に本に触れ合える環境を守るための取り組みとして、生活のインフラを支えるローソンと提携し、『LAWSONマチの本屋さん』を展開しています。出版物の取次会社として本を供給するほか、そのマチのお客様の生活に溶け込み、心の豊かさを感じていただけるような売場作りを手掛けていきます」と書いている。
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| オープン日午前中にビジネスマンが次々来店しテレビ局も |
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| 通常のコンビニより雑誌、コミックは充実 |
オープン日にはテレビ局やコンビニ業界や出版関係の業者も朝から多数詰めかけ、碧南市内からの来店客と合わせてかなりの賑わいとなっていた。しかし、書籍売り場はわずか12坪であり、記念品引換券付きオープンチラシには「1万冊以上の品揃え」とアピールしているが、ニュースリリースには約5千タイトルの取り扱いとなっており、書店と言えるほどの書籍量はないような感じがした。しかも、収容量の大きい壁面に並んでいるのはコミックで、そのほか窓際の棚や中央の島什器は雑誌中心の品揃えで、単行本はもちろん、文庫も最近の新刊をピックアップしている程度しかない。
果たしてこの品揃えで“マチの本屋さん”とアピールしていいのか、個人的には非常に疑問に感じる。ただし、碧南市内には三洋堂書店くらいしか書店らしい書店がないので、限定した品揃えのコンビニよりは雑誌、新刊書を探しに行くのには便利だと思う。また、オンライン書店ホンヤクラブの店頭受け取りができるかチラシに記載されていないが、それが可能になればもう少し便利になるかもしれない。


