2020年7月4日土曜日

名古屋市千種区の古書店

 名古屋市千種区は名古屋大学、愛知学院大学や高校などのキャンパスが散在する文教地区。らくだ書店本店、ちくさ正文館書店本店、ウニタ書店、ON READINGといった有力書店が集中し、古書店も比較的多い。古書店では、2013年に風媒社から「なごや古本屋案内」を発刊した鈴木創氏が経営、市内を代表する古書店として知られるシマウマ書房がある。また、名古屋大学に近い地下鉄本山駅前には大正13年創業の大観堂書店、学術書専門の脇田書房が営業している。このほか、2階建てロードサイド大型店舗のブックオフプラス千代田橋店も北部にある。
 シマウマ書房は、もともと本山駅前のビルの地下で営業していたが、昨年4月に今池駅の西、広小路通の南を並行して走る通り沿いの3階建て雑居ビルに移転した。同ビルの1階から3階までの3フロアを使って売り場展開し、1フロアの従来店舗より大幅に陳列スペース、蔵書量も拡大した。ただ、1階は狭いショールーム的スペースで、開放的に廉価な古書だけを並べている。中心的な売り場はレジカウンターを設けた2階で、幅広いジャンルをこだわりのセレクトで展開。特に海外ものも含めて文学関係は充実した品揃えで、単行本のほか、廉価ではない文庫も置いている。階段まわりが吹き抜け構造になっている3階はやや狭い売り場で、美術書、写真集などアート関係の大型本を中心に品揃え。全体的にサブカルチャー系の書籍類は少なく、本好きをターゲットにした東京・吉祥寺の百年と似たテイストの店舗と、個人的には感じる。
3フロアで展開のシマウマ書房
大観堂書店
脇田書房



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