Twitterで大阪のある書店が文庫本コーナーについて、「出版社ごちゃまぜの、著者あいうえお順。あんまりやってる店舗がないみたいで、いがいに好評」と書き込んだ。しかし、愛知県では精文館書店、三洋堂書店など大手書店チェーンの多くは日本人作家の文庫コーナーを「著者あいうえお順」に、海外作家のコーナーは出版社別にしている。ジュンク堂書店、丸善、三省堂書店、紀伊国屋書店など都市部の大手書店は、日本人作家、海外作家の両コーナー共に出版社別に陳列しているが、地方の郊外書店では事情は異なるといえる。
なぜ地方の郊外書店チェーンでは、日本人作家の文庫コーナーは著者あいうえお順が多数を占めているのか? 個人的には東京生活で出版社別の陳列に慣れてしまっているため、著者あいうえお順の陳列は非常に見にくく感じてしまう。新刊コーナー以外の最近出版された文庫が何があるか探そうと思っても、著者あいうえお順では難しい。曖昧な検索ができないので、新しい発見や偶然の出会いがなかなかできない気がする。海外作家コーナーは出版社別なのに、なぜ日本人作家コーナーは違うのか? まさか買い取りの岩波文庫や、読者層の狭いちくま文庫などを扱っていないことを隠すためではないと思うが------。
ブックオフも海外作家コーナーは出版社別だが、日本人作家コーナーは著者あいうえお順となっている。ただし、同コーナーとは別に岩波文庫、ちくま文庫のコーナーが講談社学術文庫、角川ソフィア文庫などの学術系文庫コーナーと共に設けられている。このため、ブックオフは著者あいうえお順ではあるが、郊外書店チェーンとはちょっと陳列方法の性格が異なる。

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