安西水丸の著書「ちいさな城下町」(文春文庫)で紹介されている西尾市は、三河小京都と言われ、戦国時代時代から城下町として栄えたという。名鉄西尾駅の西に歴史公園があり、ここに高さ10メートルの本丸丑寅櫓(うしとらやぐら)が復元されている。公園の周りには城下町の雰囲気の漂う街並みも残っている。
1997年4月発行の愛知・岐阜・三重古書マップによると、古本の中央、安藤書房、スギ書房、きらら書房と古書店4店があったが、現在は古本の中央、安藤書房(西尾書店)しか営業していないようだ。その代わり2階建てのブックオフ西尾下町店があり、西尾駅の東側の三洋堂書店西尾店でも一部古書を販売している。
古本の中央は康全寺近くの中央通り沿いにあり、まだ新しいお洒落な外観の2階建て建物の1階に売り場を構えている。2013年発行の「なごや古本屋案内」(風媒社)によると、江戸から昭和にかけての書画・骨董・古書を収集とあり、日本の小説の単行本など確かに古めの本が多い。しかし、売り場がかなり広いこともあって、日本や海外の小説の文庫、新書も多数並んでいる。その中にポケミスも混じっていたが、ブックオフなどと比べると古いものが多く、表紙、本文に日焼けなども見られる。単行本では海外の小説など残念ながらほとんど見当たらなかった。すぐ近くには古書ミュージアム「岩瀬文庫」があり、同文庫との連動も考えた品揃えを行い、かつて売っていた漫画本の取り扱いをブックオフオープンを機にやめてしまったという(なごや古本屋案内から)。
2020年5月13日水曜日
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