2020年5月27日水曜日

岡崎市の古書店

 岡崎市は徳川家康が生まれた城下町であると共に、東海道の第38番目の宿場町として知られる。外敵からの防御を目的に旧東海道を屈折させて造り上げた二十七曲りも、伝馬通り、連尺通りなどに現在も残っている。二十七曲りと岡崎公園(中心に岡崎城)に挟まれた康生町が中心街で、少し前まで松坂屋など百貨店もあって賑やかだったが、今は空き店舗の目立つ商業施設シビコしかない。市内ではイオンモール、アピタなどロードサイド型大型店が発展、いつの間にか商業の中心を占めている。
 古書店もかつて康生町周辺に4店、 JR岡崎駅周辺に3店、西岡崎駅前に1店あったが、今は都築書店と岩瀬文庫の2店舗しかない。それに代わるかのようにブックオフが3店舗を展開、そのうち1店舗は西友2、3階に出店の家電、ブランド品、玩具なども複合販売する大型店「SUPER BAZAAR」。書店売り場は3階で文庫、実用書、文芸書、コミックを100円コーナーも交えて大量に揃えるが、他の2店に比べ文芸関係の文庫、単行本がそれほど多いわけではない。どちらかというと書籍以外の商品に力を入れているような気がする。他に2店は国道248号線沿いの南公園前にある小型店舗の岡崎上地店と、北部の国道248号線沿いの中型店舗・岡崎井ノ口店。
 岩瀬文庫はブックオフ大型店舗の出店する西友岡崎店のすぐ裏で営業。予想外に奥の深い売り場で、雑多な種類の古書が通路に沿って山積みされている。レジ横に絵本、児童書コーナーを設けているが、レジ前ゾーンにはアダルト本も多く、なかなか微妙な品揃えとなっている。アダルト本の中にはかなり古いカストリ雑誌も。
 一方、康生町近くで営業、〝昔ながらの古本屋〟として岡崎フィルムコミッションにも登録されている都築書店は新型コロナウィルス対応か、残念ながら4月11日から休業中。店舗前の貼り紙には6月30日まで臨時休業、期間を延長する場合もあるとしている。





 

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