2020年6月20日土曜日

名古屋市緑区の古書店

 名古屋市の南東部に位置する緑区は、1963年4月に愛知郡鳴海町が名古屋市と合併して誕生、翌年に知多郡有松町、大高町が加わった。区のウェブサイトによると緑豊かな丘陵市域で、宅地開発が進んで急速な発展を遂げてきたという。人口は約24万8千人で、名古屋市の中では世帯数、人口ともに一番多い行政区となっている。
 古書店としては、名鉄名古屋本線中京競馬場前駅の駅前で安藤書店、同線鳴海駅の駅前で鶴亀堂書店が営業している。また、地下鉄桜通線神沢駅近くの国道302号線沿いにある西友鳴海店2階に、ブックオフの複合大型店・ブックオフスーパーバザー西友鳴海店が出店している。また、笠寺商店街のある西隣の南区には古書店もブックオフ も営業していない。
 鳴海駅前のビルの1階にある鶴亀堂書店は、広い売り場でコミック、文庫、サブカルチャー系単行本、雑誌、CD・DVDなども幅広く展開。特にコミックは充実、ガラスケースには絶版ものが展示、棚の上にはフィギアも置かれている。また、ぎっしり棚に並ぶ文庫は海外ミステリーも充実しているが、目に付くのはブックオフ並みにどの本も非常にきれいなこと。このほか、一番奥にはひっそりアダルトコーナーも設けられている。店舗正面のPOP広告に「鶴亀2号」という表示があるが、店舗営業は同店だけ。ただし、東海市に物流倉庫を持っており、ウェブサイトをみると強力に買取を行っていることがよく分かる。
 中京競馬場前駅の安藤書店はこじんまりした売り場ながら、しっかりした品揃えの古書店らいしい古書店と言える。ジャンルは文学、郷土史、美術関係が中心で、日本文学関係は鶴亀堂書店をあたかも補完するような豊富な品揃え。講談社文芸文庫なども置いてあり、交通の便もよいことから、遠方から通ってくる馴染み客も多いようだ。







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