2020年8月13日木曜日

ブックオフのウルトラセール

 13日からブックオフのウルトラセールが始まった。ちょうどいわゆるお盆期間中で、 16日(日曜)までの4日間。ただし、ウルトラセールと言っても本が全品20%オフ。売価が高めに付いている本もあり、20%オフでも半額にならない本もある。個人的にはせめて30%オフにして欲しい。20%オフだと、たとえば売価税込620円の文庫は496円となり、元の税込価格1100円と比べて約55%オフだが、15%引くらいの文庫は元の価格の半額にはならない。そういうこともあってか、岡崎、豊田の3店舗を車で回って文庫を中心に買っていたら1万円を超えてしまった。

 その購入本の中で特に珍しいと思ったのは、ちくま文庫『古本屋群雄伝』。著者は古書店主で、古書業界の著書も多い青木正美氏。明治から昭和までの古書店業界を支えた70人を取り上げた人物伝で、「江戸川乱歩の古本屋時代」、「乱歩の弟は好事家に知られた通販業」、「疾風怒濤の詩人ドン・ザッキー」、「芥川賞候補作に描かれた古本屋生活」、「小山清をまどわせた女」など、心惹かれるサブタイトルが並んでいる。


2020年8月2日日曜日

ブックオフの日で購入した古書1

 なぜか毎月29日はブックオフの日で、250円購入ごとに50円のサービス券がもらえる。スマホアプリ登録店ではない店舗で購入したらもらえなかったこともあるが、今のところ愛知県の登録店ではどこでもサービス券をもらえている。コロナ騒動のためか最近は割引セールが行われていないため、安く本を購入するためにはブックオフの日にまとめ買いするしかない。そんなブックオフの日でもたまたま思わぬレア本を見つけることがある。
 7月29日に集英社文庫のビラヴドを税込み670円で購入した。米国のノーベル文学賞受賞作家のトニ・モリスンの作品で、7月18日の朝日新聞読書欄で「Black Lives Matter」関連本として紹介されたばかりである。まだ読んだことはないが、「南北戦争前、北部へ逃亡した母親が、奴隷捕獲人の前で自らの子どもを殺めた実話に着想を得た物語」(朝日新聞読書欄)。同欄では品切れとして集英社文庫が紹介されているが、実はハヤカワepic文庫のトニ・モリスン・コレクションにもラインアップされている。訳者は同じであり、後者の方が発行日が新しく、翻訳に修正も加えられている。ただし、こちらの方もすでに絶版になっている。

 
集英社文庫

 

2020年8月1日土曜日

半田市の書店

 新美南吉の故郷として知られる半田市には市内に生家、養家、墓地や、母校で代用教員として教鞭をとった小学校などが残っている。また、本や教科書、文房具を買った書店もJR半田駅前の通りには書店もあり、現在も営業を続けている。この書店が明治時代から営業しているという老舗の同盟書林。レトロな外観の2階建てビルの1階が店舗で、横には数台止められる駐車場もある。通りに沿って伸びる店舗は奥行きが深くないこともあってこぢんまりした売り場で、在庫量は市内にある郊外店の三洋堂書店と比べると見劣りがする。しかし、新刊書などはかなりこだわりの品揃えで、半田市の老舗書店ならではのコーナーとして新見南吉の童話集や関連本を集めた棚も設置している。
 同店のすぐ近くには、黒澤映画「姿三四郎」のロケ地ともなった半田運河が流れ、ミツカンの倉庫やミュージアム、國盛酒の文化館などが並んでいる。また、半田駅の北側にはSL・鉄道資料館もある。
レトロな建物の同盟書林
半田運河、河岸にミツカンの建物
JR半田駅

プーチン関連翻訳本『クレムリンの殺人者』

      朝日新聞出版から11月30日に発刊された翻訳本『クレムリンの殺人者』は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領について書かれた書籍では最も内容が深いと言って間違いない。秘密警察の工作員、サンクトペテルブルクの副市長、クレムリンの管財部、首相代行、首相、そして大統領として...